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変種の狂牛病、フランスのヤギからが発見される
フランスの科学者が2年前の一斉検査で狂牛病と同様に脳がスポンジ状態になっているヤギを発見。
今回、フランス側が英国のBSE(狂牛病)専門科に回答を打診し認められれば、初のヤギ版の狂牛病(TSE)(*1)の症例となる。

問題はどのようにして病原体のプリオン(*2)がヤギに取り込まれたかですね。
スクレイピー(*3)の変種とされながらも、ヤギの場合は特殊な例で他の動物への影響はないとしています。

いや、影響ないなどとは言い切れないでしょう。
肉は食べなくてもゴートチーズは食べるお国柄だし。ここイギリスは『安心』と言われて事実を国民から長い間隠されていた過去があるので、まずは全てを疑うようにしないと。

UK experts test for BSE in goats


(*1)TSEは、transmissible spongiform encephalopathiesの略。
(*2)プリオンは突然変異のたんぱく質で狂牛病の病原体。たんぱく質を相手に、この部分だけ食べなければ安全ってこと自体うさんくさい。
(*3)スクレイピー(scrapie)は、狂牛病が問題になる以前から知られていた羊がかかる病気で、同様に脳が海綿状になる。 狂牛病も元はといえばこのスクレイピーにかかった羊と同じ場所に放牧されていたので、ふんから病原体が入ったからではないか、と考えられている。
by lisalisa9 | 2004-10-31 09:47 | 英国ニュース
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