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ヤコブ病(vCJD)の病原体は腸壁から血中に侵入。
クロイツフェルトヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease)の病原体である突然変異のたんぱく質プリオンは健康なたんぱく質の助けを借りて腸壁をくぐり抜けて血中に侵入、血管を通して全身に回ることを突き止めた、と米オハイオ州のケース・ウェスタン大学が発表した。
今までの研究でプリオンは胃酸内の酵素にも分解しない、タフなたんぱく質である事が分かっていてその仕組みが解明されれば、感染防止にも役立つのではないかと期待されている。How vCJD proteins reach the blood


これって前から言われていたことが証明されただけのことで、別に新しいわけじゃないんですよね。以前に書いた関連する記事としては
変種の狂牛病、フランスのヤギからが発見されるもう全然驚かないで、同じようなことを書いていましたから。

それよりも、リーキーガット症(leaky gut syndrome)を思い出しました。自閉症の食餌療法の一つにGFCF(グルテン&カゼインフリー)というのがあって、その理論の元となるのが、このリーキーガット症。
腸に小さな穴があいた状態だとグルテンとカゼインの分子の一部が穴から血中に流れてしまい、血中で化学変化を起こし、出た毒素が脳へ影響を与え、社会不適応動作(行動)を起こすというもので、もともとADHD児対象に始められたものです。
長くなるのでこの辺にしておきますが、この記事を読んで、いろいろと関係があるのかも、と思いました。
by lisalisa9 | 2004-02-01 01:17 |  LOdds
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