イギリスで急増する、ハッピー・スラッピング
「携帯の動画に録画してみんなで見せ合うため」に面識のない人間まで襲うのが、
ハッピー・スラッピング(Happy Slapping)
イギリスで急増する新手の集団暴行だ。

最近TVで見たニュースで記憶に新しいのは、
ある女子学生が同じ学校の学生数人から頭を蹴るなどの暴行を受け、2日間入院。
その時に彼女の弟(兄?)が学校で友人から姉(妹?)が暴行を受けている動画を見せられたという。
脳しんとうを起こしているのに、彼女の頭を蹴るのを止めない様子を収めた動画に驚いた彼は、親に連絡。親が警察に通報して全国版のニュースになったようだ。
その後、暴行を行なった(動画に写っていた)16歳は逮捕されている。

ガーディアンのレポートによると英国交通警察が過去6ヶ月で通報のあった200件のハッピー・スラッピングを調査、検挙者の数は今年1月にロンドン南部の駅とバス停で起こった事件だけを見ても8人に上る。
相手に重傷を負わせるのが目的ではなく、脳しんとうを起こして足元がふらついた他人の姿を録画して楽しむのが目的なので、被害者も自分のエゴを傷つけられた程度の場合は警察に通報しないのも地域の被害を拡大させる要因となっている、という。
Concern over rise of 'happy slapping' craze



思うに、動画のファイルは、TVや映画と同じでそれを転送して見るのに関しては罪の意識もなければ、実際に人が傷つく姿なんて考えた事がないのでしょう。
だから、平気で友人に転送して『楽しむ』ことができるのでは。
そう考えると、メディアの影響は大きいのでしょうが、それだけをスケープゴートにするのは間違いでしょう。

友人の娘さんが通うマンチェスターの女子校でも、ハッピー・スラッピングが起きてニュースになっていて、とても心配していました。
日本でも、学生が路上生活者を襲ったりする事件が数年前からニュースになっていますが、世界的な傾向なのでしょうか。
[PR]
by lisalisa9 | 2005-05-23 18:58 | 英国ニュース
<< ヌーディスト・ビーチガイドは読... ユーロビジョン・ソング・コンテスト >>