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ミス・イングランドはウズベキスタン生まれのイスラム教徒
ミス・イングランドはウズベキスタン生まれのイスラム教徒_a0005086_18311114.jpg9月3日リバプールで行われたミス・イングランドの選考会で、イスラム教信者が初のミスの座に輝いた。
40人の候補者の中から選ばれたハンマサ・コヒスタニさん(18)は、ウズベキスタン生まれ。
アフガニスタンから両親とともに英国へ逃れてきたという経歴の持ち主で、ロシア語、ペルシャ語など6ヶ国語を話す才女。
母親がデザインし作ったアイボリーホワイトのドレスをまとったコヒスタニさんは、初のイスラム信者のミスイングランドとなったことに「自分が歴史を作ったことが嬉しい。私が最後にならないように祈ります。」と語った。
コヒスタニさんは、既にボリウッド映画(アジア映画)から出演依頼を受けているという。

今回のミス・イングランド選考会には、彼女のほかにもイスラム教信者が出場していた。
ミス・ノッティンガムのセーラ・メンドリーさん(23)の場合は、大会以前からイスラムの教義に反するとした聖職者や新しいイスラムの女性像を求める知識人の間で物議が起こっていた。

ミスワールド選考会は今年の12月に開催される。
First Muslim Miss England crowned


どんな宗教であろうとビューティ・コンテストとは関係ないとは思いますが、人前で肌をあらわしてはいけないという教義があって、水着姿のコンテストもある、となったらやっぱり問題があるんでしょうね。
私のように敬虔深くない人間には、事の重要さが頭では分かっていてもイマイチ感覚が分からないというところがあります。

個人的には、ここ一連のロンドンテロの主犯たちがイスラム教(過激派ではあるけれど)で、モスクが攻撃たり世間の目が冷たいといった部分があったので、イングランドが宗教を超えて協調するというところをアピールするには、良いことなんじゃないかと思います。
そう考えると、かなり政治的な背景もあるような気がしますね。

ところで、こういったパジェント物(アメリカ流に言うならページェントか)は廃れた感があったのですが、イングランドでは健在ですね。
さすがに抗議団体から逃れ、今では海外で催されていますが…
確か、審査員の一人にアラン・ウィッカーさんがいたはずです。Wicker's Worldは、世界旅行番組の先駆けだったんですよ。
英国版「兼高かおる世界の旅」といったら分かるかな?(ネタが古すぎ…ついてこれない人はごめんなさい)
by lisalisa9 | 2005-09-05 18:21 | 英国ニュース
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