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イグ・ノーベル賞
今年もイグ・ノーベル賞の季節がやってきました。

今年度2006年度の受賞者はこちら
去年の記事はこちら

2005年度のイグ・ノーベル賞は10月6日ハーバード大学で授賞式があり、(表)ノーベル賞受賞者による授与が行われました。

■ 今年の受賞者一覧 ■

薬学:犬のゴム製人工睾丸ニューティクルを発明したグレッグ・ミラーさん。
    「子供の頃、両親は私のことを馬鹿だと思っていたことを考えると、今回の受賞は名誉です。」と語った。

平和:バッタにスターウォーズの映画を見せ、その間の脳細胞の働きを調べた、ニューカッスル大の研究チーム。

物理学:ブラックタールの塊からしずくが垂れ落ちる現象を1927年以来追っているクイーンズランド大のジョンメインストーンさんと故トマス・パーネルさん。
ひとしずくが落ちるのにかかる期間はおよそ9年。パーネルさんは2度目のしずくが落ちたあと亡くなっている。

生物学:ストレスを加えられたカエルが放つ131の異なった独特の匂いを苦心して嗅いで、カタログに載せたアデレード大学と他による共同研究。

化学:人は水、砂糖、シロップのどれで最も速く泳ぐことができるかを立証中のミネソタ大チーム

経済学:逃走し隠れる目覚まし時計を設計したマサチューセッツ発明者。これを使うと時間通りに起きなくてはならないために生産性が向上する、よって経済学賞の受賞となった。

栄養:34年の期間、消費していたあらゆる食事の写真を撮って、分析した日本人の研究者。(Dr. Yoshiro Nakamatsと書いてありましたが、ナカマツ ヨシロウ博士でいいのかな)

文学:E-メールを使った『ナイジェリア詐欺』

農業歴史: 2つの世界大戦の間の技術変化を反映したニュージーランド酪農の研究

流体力学:ペンギンがウンチをするときの腹圧を計測したブレーメン大学を始めとする研究チーム。ハンガリーの研究者はビザが下りず、授賞式に参加できなかった。


去年のバーコードハゲも強烈でしたが、今年もバッタにスターウォーズを見せて脳細胞の動きを調べるとか強烈ですね。
日本の先生の食事記録なんて、今ならブログで続けられそうな気もしますね。
そして、文学賞のアレ、『ナイジェリア詐欺』っていうんですね。このところたくさんこのメールが来ていていたけど、これだったのか!

Winners of the Ig® Nobel Prize

Penguin poo wins Ig Nobel prize

by lisalisa9 | 2005-10-09 09:25 | 英国ニュース
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