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早期退職者は定年退職者より死亡率が高くなる
ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal)に発表されたシェル・ヘルスサービス(The Shell Health Services)の調査によると、早期退職者と定年退職者では早期退職者の死亡率が倍近く高かったという。

55歳、60歳、65歳で退職した人それぞれの以後10年間での死亡率を比べたところ、55歳退職者の死亡率は65歳退職者の倍近くの死亡率があった。
60歳退職者と65歳退職者では、ほとんど死亡率に変わりはなかった。

55歳で退職する理由として、疾病を理由にする人が他の年齢グループに比べて多い事も考えられ、また、男女差や住んでいる地域、収入差などによる死亡率差もあるが、それらを考慮した上でもやはり55歳退職者の死亡率は高かったという。
Early retirers don't live longer


早期退職して、悠々と暮らすのって良いなあと思いましたが、そうでもないんですね。

昨日の仕事で行った先のおばあさんは、82歳。とてもはつらつとした人で動き回ってましたよ。孫の結婚式とひ孫の洗礼式があるから、来年オーストラリアに行く、って言ってました。
聞いたら、パブのオーナーだったそう。若くしてご主人が亡くなった後、子供3人を育てながらパブを切り盛りし、70歳まで現役だったとか。
その後も、老人や体の弱い方の食事を届けるサービスのボランティアを続けていて、それもつい最近辞めた理由が「高齢のために、自動車保険を拒否されたから」。(ビジネス目的ですからね、なんたって)
イギリス人で江戸っ子という言い方は変だけど、気性がそんな感じで、私もこんな風に歳を取りたいなあと思っていたところです。
by lisalisa9 | 2005-10-21 20:02 | 英国ニュース
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