異文化理解の冷や汗
たまには、真面目にお仕事の話でも。


幼児教育に関してさすが他民族の国イギリス、と思うのが異文化理解。
ちゃんと、イギリス版の指導要領に当たるナショナルカリキュラムのファンデーション・ステージ(*)に明記されてます。
3歳といえども、いろいろな宗教のお祭りや文化について学ぶため、小さな子供向けの補助教材もたくさん出回っています。

これだけ下準備すれば大丈夫、と思っていても実際には結構ポカをするんですよ。
単純に知らなくて起こす失敗なのだけど、実際にその国出身の人やその宗教の人がいますからね、冷や汗物です。

今まで、どんな冷や汗をかいてきたかというと、

数年前の旧正月で。
所長が地元の中華街で買ってきて、「お年玉」として配ると言った物の中に、印刷されたおもちゃの?札束が入っていました。
よく見ると、紙幣には「冥府銀行」と書かれているじゃないですか。
これ、亡くなった人が天国でもお金が使えるようにと葬儀の時に燃やす紙幣。日本でも棺にお金を入れたりしますが、同じようなものですね。
さすがに、死んだ時に使うものを「お年玉」として渡したら、縁起が悪いし、もし誰か知っている人が受け取ったら嫌な気分になるに違いない、ということで配る直前に却下。

今年のハヌカで。(ユダヤ教のお祭り)
画用紙にハヌキア(8つに分かれている蜀台)を貼り、一日ずつ紙の炎を灯していったのはよかったが、灯す方向が逆だったそうな。
文字を書く時は左から右なので意識してその順番で貼っていたのだけど、実際は右からよとやんわりと指摘されました(笑

今年の旧正月で。(一昨日の話 )
今年は、おやつは中華なの、と張り切って所長が取り出したのが、「ナシゴレン」
激しく国が違う気がしましたが、笑ってレンジでチンする私。
後で聞いたら、ベジタリアンなのはこれしかなかったとか。クラスにベジの子が2人いるからね、しょうがないかも...
そういえば、月曜はポッキー、今日(金曜)はコアラのマーチが中国のお菓子として登場しましたが、もう、声を大にする気は失せました。きりないもの。

ちょっと前のイースターで。
イースターカード作りに熱中していた子。Happy Easterと書かせたところで、エホバの証人の信者だということを思い出し、さっと「お母さんありがとう」カードに差し替えた。

中途半端にするならやらない方がいいという気もしますが、努力は認めて欲しいな、というところでしょうか。
もうちょっと人種が混ざっていると、もうちょっと気付くのでしょうね。
私も勉強になります(笑

(* ファンデーション・ステージは3歳から5歳なんだけど、今年の4月からなんと0歳から5歳までになるそうな。個人的には記録が簡単になるなら、なんでもいいです)



所長がネットサーフィンをして見つけた餅レシピをつくりました。
「台所の神のお供え」なのだそうだ。

またまた、張り切ってもち米を手渡されました。
「中は、ちょっと甘く、そうね、レーズンなんていいわね。」
餡の代わりなのでしょうか?
イギリスの子供バージョンですか?
レシピそのものを見ておらず、全ての説明が
「もち米を炊いたら、突いて餅にするの。分かるでしょ。で、中はレーズンでいいわね。」ですから。

ネットって罪です。

もうちょっと、しっかり作り方を説明してください。

もちろん、もち米を炊いて粗熱をとり、小麦粉粘土で使う麺棒を使って子供と一緒になんちゃって餅つきをし、レーズン餅にするまで私の仕事でした。

味ですが、これが意外にもおいしいんですよ。
もうちょっとジューシーなタイプのレーズンだともっといいかもしれません。
あと、刻んだ干しアンズもよさそう。
所長は、これに蜂蜜かけたらおいしいかもと言ってましたが、それなら餅に混ぜて練る方がいいんじゃないかと。

イギリスの子供達は平気でぺろりと食べていましたよ。
お試しあれ。
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by lisalisa9 | 2006-01-28 06:00 | 私の毎日
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