イギリス国旗の誕生日
イギリスの国旗が2週間前に400歳を迎えました。

ユニオンジャックの俗称の方が一般的で誰も本当の名前を知らないとさえ言われるこの国旗の歴史を遡ると


その時のモデルとなったオリジナルの旗は1606年4月12日に制定されたセントパトリックスズ・クロスで1603年にイングランドとスコットランドの王室が一つになったためにジェームズ1世(スコットランドではジェームズ6世)が決めたものです。
その時に、いくつかのデザイン案が出されました。
a0005086_11323896.jpg

(スコットランド、ナショナルライブラリー所蔵。下段中央の旗に「夫婦のような」との推薦文が書かれているがこれが採用されなかったのは周知の事実)

ところがこれらのデザインは王にとってはイマイチだったようで、結局2つの旗を重ねたシンプルな形に落ち着きました。

このときからユニオンジャックは戦艦や民間の船舶に使われるようになりましたが、陸では決して使われるものではありませんでした。

ジャックという呼び名もいろいろな由来が伝えられていて、海運時代の名残で戦艦につけた国旗のことを『ジャック』と呼んでいたとか、船員が着ていた『ジャケット』からだとか、ラテン語の影響やフランス語の人の名前から来たのではないかと言われています。
王室に関連した旗であるために1649年に共和制を布いたオリバー・クロムウェルはユニオンジャック(フラッグ)の使用を禁止。11年後に王政復活と主にユニオンジャック(フラッグ)も戻ってきます。

現在の国旗の形になったのは、1801年。アイルランドがグレートブリテンに加わった時に海軍によって制定されました。

興味深いのは、イギリスにはユニオンフラッグを国旗とすることを法令化したことがないこと。
複雑な歴史を持つユニオンフラッグは海では国の判別旗として揚げることなど細かいルールがあるものの、陸ではデザインや大きさを指定したものが何もないため理論上は、どんな旗を揚げることも可能だといいます。

Union recognition
[PR]
by lisalisa9 | 2006-04-30 11:39 |  LOdds
<< 超豪華客船フリーダム・オブ・ザ... 治験ボランティアの被害者に1万ポンド >>