スポーツの名の下に
2004年2月25日(水)からの3日間、リバプール近郊のホーンビーで第157回、ウォータールーカップが開催されています。

ウォータールーカップは、スポーツの一大イベント。
一言で言うならば、狩猟です。
領地に逃がされた野うさぎ2匹をグレイハウンドが追い、騎馬の審判がそれぞれの犬の走るスピード、迅速さと殺しかたに対しポイントを与え、一番ポイントの多かった者が優勝、というルールのスポーツです。
観客は、ピクニックを広げてシャンパンを飲みながら、見学するそうです。

でも、ちょっと考えて。
犬が野うさぎの喉を噛み、首の骨を折って殺すことが、どうしてスポーツと言えるのでしょうか。


主催者のカントリーサイド同盟は、農作物に被害を与えるウサギの数を抑えるため、と言っていますが、このカップが行われる場所の周辺は、野うさぎが増えたと事実はないそうです。反対に、野うさぎが足りず、他の場所で生け捕りにしたものを当日、解き放すのだそうです。自分のテリトリーではないところでは、うさぎは逃げ場が分からず、ただ走るほかないのです。

確かに、グレイハウンドは狩猟をするために改良された犬です。
でも、時代は変わりました。
オーストラリアでは、この手の残虐な狩猟は30年前にすでに禁止されています。
イギリスでも闘鶏や闘牛、闘犬は禁止されているのに、どうしてウサギを引きちぎることは、いまだにスポーツと呼ぶのでしょう?

あなたは自分が飼っている犬が他の動物を殺すのをみたいと思いますか?
イギリスの国会が一日も早く、「犬を伴った狩猟法」を可決しますように。
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by lisalisa9 | 2004-02-27 09:49 | 英国七不思議+α
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