成田のセキュリティチェック
9月6日現在も、機内持ち込みの手荷物の規制が布かれているイギリスの空港。

8月下旬にマンチェスター空港を発ったときは、デジカメの持ち込みこそ許されていたものの、ケースの中を確認し、カメラだけでX線に二度通されました。

荷物の大きさそのものも郵便ポストのような切込みが開けられたところにはまらなければ大きすぎと注意され、私の前にいた乳児連れの親子はオムツ替えのバッグのサイズまで測られていました。

ところが、アムステルダムで同乗した客が持っていたのは、規制のサイズの2倍は軽くありそうなバッグで、その中から保存液入りのコンタクトレンズケースを取り出したときには、正直愕然としました。


日本を発つ日は早朝だったので、手製のおにぎりとペットボトルを持っていました。
空港へ着いても食べきらなかったので、注意されたら捨てるしかないと思い、おにぎりと飲みかけのお茶を恐る恐るX線検査に差し出したらあっさり通過。

内容物の検査をされているわけではありませんから、既に開封されたボトルに園芸用肥料が入っていた可能性だってあるし、おにぎりの中味もプラスチック爆弾の可能性だってあったかもしれないのです。

もちろん、そんな危ないものは入れていませんが、入れたとしても簡単に通ったでしょう。
航空機一台落とすだけの威力のある爆弾も作れるでしょう。

そのくらい成田空港のセキュリティチェックは心配になるほどユルユルだったのです。

受ける側(私)にしてみれば、「食べ物を捨てずに済むからラッキー」位にしか思いませんが、せめて検査をする側は、日本人だから(テロ行為は)やらないだろうとかタリバンには関係ないだろうと安易で根拠のない思い込みはしないでしっかり検査して欲しいのです。

テロ対策は、空港のみでなく航空機だって含まれるはず。
とりあえずイギリス発着便とアメリカ便だけ注意して、他は通常と何変わらない警備というのでは、他国のターミナルを乗り換えに使ったりするだけに意味がないんじゃないでしょうか。

検査が甘いのを逆手に取り、活動拠点を日本に移す可能性だってあるわけで、検査が厳しくても、私達乗客の安全を考えての事と理解すれば納得できるはずです。

それから、イギリスの空港や手荷物に関する規制のインフォはまだまだ足りないと感じました。
成田でのアナウンスは、英国のテロ対策のために荷物は『なるべく少なくするようご協力をお願いします』と、内容が極めてあやふやでした。
(それにざわつくチェックインカウンターで誰がちゃんとアナウンスを聴けるのだろうか?)
一ヶ所に大きく張り出してあった方があり難いです。

英国の運輸省が指定した手荷物の大きさは、実はIATA(国際航空運送協会)が指定しているサイズより20%も小さいためにキャビンバッグとして市販されているものでも引っかかる可能性が大きいのです。
同じ荷物なのに、帰りに引っかかるのでは納得できませんよね。

やはり、テロ対策に関する規制は全世界一律でやって欲しいです。
ハンドバッグ一つで始めは不便を感じますが、まあ、そういうものかと思います。






ところで、今回アキバデビューを果たした息子は、萌え系のフィギュアも買ったのですが、しっかり手荷物用のデイバッグに入れて大切に持ち帰っていました。フェリちゃんも入れていたので、バッグさえも開けなかった成田の係員が信じられない...
X線にかけたら14歳の男子の持ち物としては(違う意味で)かなりヤバイ物が入っていたと思うのですが。
スーツケースには、これまたビックリするほどのマンガ本を詰め込んでいましたから絶対に開けて調べられるのではないかと思いましたが、それもなし。

以前、缶入りの中華だしのペーストで引っかかった経験があるし、結構ケースを開けさせられるので今回も観念してペースト状や液体状の食材は買わずにいたんです。
中華ペーストは缶の大きさが微妙だったようで、物を確認したら持ち出しOKでしたが、同じような大きさのアースレッドをケースに入れていた友人は見事に没収されたそうです。
この友人の息子さん、小さい時におもちゃの鉄砲を機内持ち込みにしようとして、これまた没収された事があるとかで、ある意味チャレンジャーな親子かもしれません。

そういえば、その昔、ポールマッカートニーが日本公演のために来日した時に大麻を所持していて強制送還プラス向こう10年間ビザの拒否という措置を受けた事がありますけど、後のインタビューで亡くなった妻のリンダさんが子供のオムツに切れ込みを入れて、中に大麻を隠して日本に持ち込んだものは発見されなかった、と語ってましたっけ。
[PR]
by lisalisa9 | 2006-09-06 23:01 | 私の毎日
<< カーク船長は宇宙が苦手 英国児童の3人に一人が泳げない >>