心臓を食らふ
私ね、今住んでいるところには合っていないと思うのよ。

はぁ

私、生まれも育ちもリバプールの労働者階級の家だからさ。
ここに25年住んでいるけれど、なんかしっくりこないのよね。


そういうもんですか。

そうよ、労働者階級っていったらね、食べ物だって全然違ったのよ。
サンデーローストと言ったら、ハートのローストだったのよ。



と、いう会話の後にラムの心臓を2.5kgほど頂いて帰ってきたので典型的なリバプールの労働者階級の食事の再現してみました。

Roasted Lamb's heart with sage and onion stuffing
ラムハートのロースト


味はですね、レバーに似ているけどもっと淡白な味。当たり前ですが、ラムの味がします。グレービーがあってもよかったかな。

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ストッフィングはローストチキンに詰める、アレですね。
ハートのローストを作ると言ったら、セージとオニオン?って聞かれたので、この組み合わせが最も一般的みたい。

作る工程を全く見ずに、盛り付けたところを食べるのなら、何の抵抗もなくパクパクといけると思うんですけど、心臓ゴロゴロを見ていると確実に食欲を失います。

だって、これがオーブンから出したばかりの状態だもの。




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学校から戻った息子は、解凍中の心臓を見て、悲鳴にならない悲鳴をあげておりました。
「お母さん、心臓があるよ、心臓が。何するの?」
台所にあるんだから食べるに決まってるじゃないの、ばーか。

案の定食べるのを拒否しております。
こっそりカレーに入れてやろうかなとか企んでいる母です。

私ですか?一つで十分です。
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by lisalisa9 | 2007-07-11 21:44 |  L英国食事情
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