マシュー・ストリート・フェスティバルが、中止に
8月のリバプール最大のイベント、マシュー・ストリート・フェスティバルが、中止になりました。

マシュー・ストリート・フェスティバルって何?という人は04年の記事へGO!
2004年のフェスティバルレポ

8月最終月曜日のバンクホリデーを利用したこのフェスティバルには県外から見に来る人も多く、ホテルは既に満室状態だとか。
あまりにも直前の中止発表のためにリバプールっ子達の怒りをかっています。

今回中止になった理由というのが、ピアヘッド(嵐で流されたフェリーターミナル再建中)が使用できないために観客を収容できないことと来年の欧州文化都市に備えてあちこちで行われている工事のために観客の安全が確保できないというもの。

安全面の確保一番の理由にしているものの、今年キャンセルになったのはこれだけじゃないんですね。

まずは、大晦日から元旦にかけての花火がキャンセル。理由は来年の欧州文化都市のために出費を抑えるため。

毎夏にマージー川沿いのドックで行われているサマーポップも毎年市が負担している金額が今年は払えないとの理由でキャンセル。
これには市民が大騒ぎしたために、エイントリー競馬場(グランドナショナルするところですね)が場所を提供しプロモーターが市の持ち出し金を負担することでなんとか開催することができました。

そして、マシュー・ストリートフェスティバルの中止…
リバプールっ子は花火の中止くらいはしょうがないか、で済みますが、なんたってビートルズを生んだ街ですからね、ミュージックフェスが中止となったら黙っていません。

元々、マシュー・ストリートフェスティバルはその名の通り、マシューストリートが中心で、会場もピアヘッドというよりは、それより微妙にずれていて、ライバービルの市内側から市役所にかけて会場が点在しているんですね。
だから、ピアヘッドが云々といわれても納得できないのです。
それに、町中の工事も通称Big digと言われるくらい掘り返していて、今に始まったことじゃないわけで、どうして開催3週間前に中止になるのよ、もっと前からわかっていたでしょ?ってみんな思っているのです。

長期的な視点で良く解釈して、老朽化・スラム化したリバプールの街並みにテコ入れして、ライバル、マンチェスターのように経済に活気をつけるためには資本を投入する必要があったというのは解ります。
そうなるとEUからの補助金がどうしても必要だったというのも容易に理解できますね。
でも、「宵越しの金は持たない」江戸っ子みたいな気質のリバプールっ子に対して来年の欧州文化都市の話をしようが、それによってもたらされる経済効果について説明しようが、自分に戻ってくる直接的なものが見えなければ納得するわけがありませんよ。

市民が大騒ぎ中のため、ただいまレスキュー案の話し合いが持たれています。
なので、良い結果が出ることを祈りましょう。
新しい発表が出たら、また報告します。
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by lisalisa9 | 2007-08-09 01:20 | リバプール
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