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カフェイン抜きコーヒーは、身体に悪い
米・国立衛生研究所の研究によると、カフェイン抜きのコーヒーは健康にはよくないという結果が出た。
研究では、カフェイン抜きのコーヒーを一日3杯から6杯飲む人、従来のカフェイン入りのコーヒーを飲む人、そしてコーヒーを全く飲まないグループで、それぞれの血圧、血液中のカフェイン量とコレステロール値をはかった。
それによると、カフェイン抜きの方でコレステロールの原因となる血液中の脂肪酸が18%上昇。カフェイン入りとコーヒーを飲まないグループでは、脂肪酸の上昇は見られなかったという。同様にコレステロール(apolipoprotein B)値も、他のグループには変化が見られなかったのに対し、カフェイン抜きコーヒーでは8%上昇した。
一日一杯程度ならあまり影響はないだろうという。

2つ目のコーヒーに関する研究は、デンマークAarhus大が1996年から2002年にかけて8万8千人以上の女性を対象に行ったコーヒーを飲む量と流産に関する調査。
一日にコーヒーを8杯以上飲むと回答した約3% (3,018人)のグループで流産の数が最も多かったという。
以前から、紅茶やコーラと流産の関係が言われていたが、今回の調査では、カフェインが流産の原因となるのではなく、コーヒーに含まれた物質に起因するのではないかという。

英・食品基準庁では、妊娠中は一日300mg以上のカフェイン(コーヒーで3杯、コーラで6杯)を摂取しないよう呼びかけている。
Decaf coffee linked to heart risk


今も片手に淹れたてのコーヒーを持ちながら書いている私としては、ちょっとショック。
Decaf=ディカフと呼んでいるカフェイン抜きコーヒーは、このところ人気が出てきて、ちょっぴり『おしゃれ』なイメージまであったのに、コレステロール値が上がるなんて、とんでもない…
個人的には、カフェインが入っていないとダメなんです。身体が分かるんですよ、おい、カフェインないぞって。
それから、妊娠中のカフェインも要注意なんですね。自分の時は、コーヒーが全く飲めなくなったので、量を減らすも何もありませんでしたが、これも、もしかすると身体が悪いものを自然と拒否していたのかもしれませんね。
by lisalisa9 | 2005-11-20 20:39 | 英国ニュース
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