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巡礼先はIKEAにならず
昔、といっても私がイギリスに来た頃は日曜日には出店が並ぶマーケットが開かれるくらいで商店街はゴーストタウンでした。

それが1994年に施行されたSunday Trading Act(日曜営業法)によって、大型小売店は午前10時から午後6時の間連続した6時間のみ営業ができるようになったのですね。

Ikea、Next、Asdaといった大型小売店にとって、この営業時間の制限をなくして欲しいというのは、切実なところ。

ところが、今回、政府は日曜日の営業延長を許可しない方針を発表をするそうです。

日曜日の営業時間を延長することでイングランドとウェールズに年間10億ポンド(約2千億円)が流通するそうですが、今回の決定で日曜日は従来通りに「安息日」とするべきとするグループや小売店は喜んでいます。

Sunday trading limit 'to remain'

日曜日って混むんですよね。
特にカップル間で決めて買わないといけないような家具を扱うIkeaなんて特に混みます。
ま、うちの近くのIkeaは深夜12時まで開いているので、私は夜9時過ぎにふらっと入りますが...
94年当時は、開店時間を10時とするスーパーも多かったのですが、それでは酒類の販売開始時間が11時からなので(こんな事も決まっている)スーパーにとっては1時間酒類が販売できないという空白というか無駄な時間ができちゃうんですよね。
今は、それをなくすために11時から開店のところも増えてきていますけど、やっぱり制限を撤廃してくれた方がのんびり出かけられるのになって思うんですよ。
昔と比べたら、それは天国と地獄ほどの違いはありますが生活習慣も多様化している時代ですからね。

それを言い始めたら夏時間(BST)だって今ではあまり恩恵は受けていない気がします。
反対に夜が長くてASBOの活動時間が長くなるだけなんじゃないかなと思うんですけれど。
by lisalisa9 | 2006-07-06 16:09 | 英国七不思議+α
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